1日目その1

8/9 (日) 浅草〜会津若松〜仙台
東武鉄道 浅草駅

2009年の夏合宿。今回も例に倣って『青春18きっぷ』という、JRの全路線の普通列車を5日間利用できるきっぷを使い、東北を一周します。

18きっぷなのに、なぜJRが乗り入れない浅草駅にいるかと言いますと、東武鉄道、野岩鉄道、会津鉄道を乗り継いで会津若松駅まで行くからです。

現在、朝の8時。こんなに早いのには理由があります。

東武6050系 車内行先表示幕

快速に使われるのは6050系。
特別料金はもちろん不要で、浅草から日光までを約2時間で結びます。

私たちは東武鬼怒川線の終点の新藤原まで乗車します。

この列車は、途中駅で車両を分割するために、列車内にも行先表示幕があるのがこの列車の特徴です。
乗務員室立入禁止の張り紙も東武ならでは。

東武鉄道 6050系

新藤原駅まで乗る6050系の外観です。

下今市駅で新藤原行きと、東武日光行きに分割されます。

私たちは新藤原まで向かいます。

野岩鉄道 駅名標:新藤原

新藤原駅からは野岩(やがん)鉄道になります。

この駅で、2両編成の6050系に乗り換えます。
6050系には野岩鉄道が所有する100番台と、会津鉄道の200番台がありますが、今回は出会えませんでした。

山間部を走るために、トンネルや橋梁が多いのが特徴です。

会津鉄道 駅名標:会津田島

会津高原尾瀬口からは会津鉄道になり、しばらくすると会津田島駅に到着します。

会津鉄道 お座トロ展望列車会津浪漫号

ここからは『お座トロ展望列車会津浪漫号』という、お座敷+トロッコ+展望車両の3両編成の列車に乗ります。
朝早くに出発したのはこの列車に乗るためです。

展望車両に乗車しました。(この日は雨が降っていたのでトロッコ車両にせずに正解でした。)

会津鉄道 お座敷列車

お座敷車両側はこんな感じ。
前面は一世代前の軽快気動車のままですね。

会津の車窓から〜霧に包まれた山々〜

この日は天候不良でしたが、かえって、山々の緑と霧が幻想的な風景を醸し出していて綺麗でした。

会津の車窓から〜風鈴と緑〜

観光列車なので橋の上で停止してくれます。

かやぶき屋根の湯野上温泉駅

この立派な茅葺き屋根の建物は湯野上温泉駅です。
茅葺き屋根の駅舎は日本でここだけしかありません。